野田和可奈ブログ

占い好きなセラピストが綴る日々の出来事

冬至の日の青蓮院門跡



 

冬至の日、京都へ

自信や様々な楽しさ、幸福、高揚感がある状態に導く「実績セラピスト」の野田和可奈です。

 

12月も残りわずかとなった冬至の日のお昼頃、京都駅に着きました。

全国旅行支援時の賑わいも一段落して、良いタイミングでした。

土地の人の話によると、これから年末にかけてどんどん観光客が減ってくるということでした。

浄化の雨


ホテルに荷物を預けて、青蓮院に向かいました。
自宅を出る時は朝から雨。

青蓮院に着いても、しっかりと雨が降っていました。

最近、出かける先で雨に降られることがなかったので、「私って雨女だったかな?」

って言葉が頭をかすめました。

でも、その後で「浄化の雨」という言葉が降りてきました。

 

そのせいか。。青蓮院でも浄化のエネルギーを強く感じました。


そうだ!!
今日は冬至だ!!

冬至は日の出から日の入りまでの昼間の時間が最も短く、夜が最も長い日です。

また、「陰極まって陽となる」という言葉があるように、陰のエネルギーから陽のエネルギーに転換する日でもありますので、リスタートするには最適な日です。


リスタートするに必要なことがおきているのだと思いました。

 

 

門を入り、入り口で、ずぶ濡れの折り畳み傘を畳んで玄関に入り、靴を脱いで下駄箱に入れました。

そして拝観料を払う時に、「写真を撮っても良いですか?」と聞いてしまいました。
(いつもは聞かないのにこの時はなぜか聞いてしまいました。)

「この辺り(玄関付近)と椿の襖絵とお庭以外はご遠慮ください」との返事をいただきました。

撮影OKの襖絵

エネルギーワークの学び

「青蓮院では、写真を撮ることよりエネルギーを感じることを優先しよう」と考えていたことを思いだしました。

 

半年ほど前からエネルギーワークを学んでいるのですが、神聖なエネルギーを感じられそうな場所で感覚を研ぎ澄ませることが、楽しみになってきています。

 

それまでは

「ここってすごいエネルギーだよ」っていう人の言葉を聞いて

「この人すごいな~私には感じられない」と思っていました。

 

それが、自分にも感じられることが分かってきて、感じることが楽しくなってきています。

 

自然に当たり前に出来ている人も多いのかもしれないけど、私は教えてもらわないと分からなかった。

もしかしたら私みたいな人もいるかと思うので、簡単に説明します。

 

写真を撮る時、視覚を主に使っていました。

エネルギーを感じるためには、聴覚や臭覚や体感などの他の感覚にも意識を向けて感じてみることのようです。

 

青蓮院門跡

駅を降りて平安神宮とは反対側の道に向かいました。



青蓮院門跡は天台宗のお寺です。

 

歴史は古く、最澄が比叡山延暦寺を開くにあたって、山頂に僧侶の住坊をいくつも作りました。

その一つの青蓮坊が起源です。

 

門跡寺院というのは、門主(住職)が皇室或いは摂関家よって受け継がれてきたお寺のことで格式の高いお寺です。

青不動明王

玄関正面には、青不動明王のお言葉が掲げられていました。

大日如来の化身が不動明王とされていますが、青不動明王はその中で最上位なのだそうです。

 

青蓮院の国宝青不動明王画像は、天台宗青蓮院門跡 将軍塚青龍殿|青不動

安置されているので見ることは出来ませんでしたが、エネルギーは感じることが出来ました。

 

高野山の赤不動、大津三井寺の黄不動と共に、日本三大不動の一つと言われています。

 

青蓮院の御本尊

御本尊にもお参りさせていただきました。

御本尊は秘仏として御開帳の時以外は見ることはできませんが、とても大きな糸魚川翡翠があり、その奥にお祀りされているとのことです。

 

青蓮院では熾盛光如来(しじょうこうにょらい)を御本尊としてお祀りしていますが、日本では青蓮院のみとのことです。

 

・天変地異や疫病の鎮静・息災

・日本国の安泰国民の繁栄

・皇室の安寧と外敵の侵略防ぐ

ことを祈願するという天台宗における最も重要な修法。

 

公の為に祈っていると知り、深く感動致しました。
そして強いエネルギーも感じることが出来ました。

 

おみくじの創始者の座像

おみくじを日本で初めて考案された元三大師(がんざんだいし)の座像がありました。

元三大師は天台宗、比叡山の高層であり、生前は優れた霊力により人々を救ったという言い伝えがあります。

また、法然上人や親鸞聖人の師(源信)の師でもありました。

元三大師は、良源(りょうげん)というのが生前のお名前であったが、元月(がんげつ)三日に入滅されたことから、元三大師のお名前でよばれるようになったそうです。

(元月三日とは一月三日のこと)

 



境内散策

殿舎内を一巡させていただき、お庭に出ました。

雨はすっかり上がっていました。

踏み石がきれい✨

豊臣秀吉の寄進による「一文字手水鉢」

井戸の作りも美しい✨

雨に濡れた落葉が美しい〜💕

十二世紀末に親鸞聖人に植えられたものと考えられているクスノキ。
樹高は26,1メートルほどあるそうで、スマホの画面には入りきれませんでした。
(京都市登録天然記念物)

 

親鸞聖人童形像
得度された時のお姿(九歳)

出口付近の親鸞聖人の像を見て、青蓮院を後にしました。

 

青蓮院前のカフェ

そして青蓮院の前にあるカフェに入りました。

店内にはお店の方と私だけ。

静かで穏やかな気持ちでいられる心地よい空間でした。。

長時間滞在していたので、体はすっかり冷え切っていましたので、お店の方に

「温かい物が欲しいのですが。。」と尋ねると、お店の方はおぜんざいを勧めて下さいました。

 

そして、「今日はいつもより暖かいんですよ。明日からは寒くなるようですよ。」とおっしゃる。

「え〜こんなに寒いのに、これでも暖かいって、明日はどうなんだろう」と心の中でつぶやきました。

 

何気ない会話を楽しみながらいただいた温かいおぜんざいは、とても美味しかったです。

 

 

☆青蓮院門跡の公式ホームページはこちらです

 

☆カフェはこちらです。

 

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