結婚相談所のお見合いから結婚までの流れ

今日は、結婚相談所でのお見合いから結婚までの流れについてお話させていただきたいと思います。

お見合いといえば、50年程前は、親同士が子供の為に結婚相手を探してお見合いさせる方法が主流でした。

今は、結婚相談所に登録してのお見合いが多くなりました。

　１）お見合いから結婚までの期間

結婚相談所に入会を考えている方は、お見合いしてからどのくらいで結婚できるか、気になるのではないでしょうか。

結婚相談所で、お見合いしてから結婚するまでの期間は人それぞれですが、1年~1年半程度の婚活期間を経てご結婚される方が多いです。

また、初めてのお見合い相手で決まる方、半年程度で成婚した方もいらっしゃいますが、平均10～20回程度のお見合い結婚に至る方が多いです。

では、結婚相談所に入会のところから、見ていきたいと思います。

　２）結婚相談所の入会手続き

初めに結婚相談所への入会手続きが必要になります。

登録をしていただくことにより、写真やプロフィールの閲覧が可能になり、お見合いをしたい方を探すことが出来ます。

そして、お見合いのお申し込みが出来るようになります。

また、自身も写真やプロフィールを掲載できるようになるので、お申込みもいただけるようになります。

趣味や職業、年収、年齢だけでなく詳しいプロフィールからお見合い相手を探すことが出来るようになります。

WEBサイトやスマートフォンアプリから、簡単に探すことが出来るようになります。

結婚相談所では、全員が結婚相手を探しているので、お見合いのお申し込みを自分からも積極的にしていくと、出会いのチャンスが広がります。

　３）好みのタイプと違う相手からのお申込み

また、お相手からお申し込みがあった場合、少しタイプが違うなと思っても、積極的に会うことをお勧めしています。

相手の性格や考え方など内面的なことは実際に会ってみないとわからないですし、外見も写真と違うイメージの方もいらっしゃいます。

会ってみたら写真よりずっと綺麗だった、感じが良かったという話も耳にします。

　４）お見合いが成立しない場合

お見合いのお申し込みがいただけない、お申込みをしたけれど受けて頂けない場合は、写真やプロフィールや希望条件などを見直す必要があります。

結婚相談所で、お見合いで相手を探す時は写真やプロフィールなどを見て判断する為、内容や書き方しだいでは選ばれないこともあります。

また、年収や学歴や見た目などの条件が高すぎると、好意を持っても相手の方が自信をなくして申し込まれない可能性があります。

どうしても譲れない条件があるときは、一番大切にしたい条件に絞って書くなど、選ぶ側の立場にたっても考えてみましょう。

　５）お見合いを成立させるには相手の立場にたって考えること

例えば、男性が妻に選ぶ女性はどんな人なのでしょうか？

女性が夫に選び男性はどんな人なのでしょうか？

具体的に考え、イメージしていくと良いと思います。

謙虚な姿勢があると、相手に与える印象も良くなり婚活がうまく進みやすいです。

相手の気持ちにたって考えることがお見合いを成立させるポイントです！

相手の立場にたって考えることは、お見合いにつながるかばかりでなく、お見合い後、交際に進むか、交際後、結婚につながるかの大切な要素になります。

相手に条件ばかりを求めるのではなく、「相手にどう見えるか」「相手にどう思われるか」など、相手の気持ちにたって考えることは、結婚後もとても大切なことです。

自分も選ばれる立場であることを考えてみると、理解できるのではないかと思います

。

結婚相談所では、カウンセラー（仲人）がいるので、どこを修正すれば良いかわからない場合など、担当のカウンセラーに相談すれば、自分では気づかないことを客観的にアドバイスしてもらうことが出来ます。

　６）お見合い成立

めでたくお見合いOKの返事をいただいたら、お見合いの成立になります。

お見合いの日程・場所については、双方の予定を調整して、お互いのカウンセラー（仲人）を通して決めます。

場所については、一般的にはお申込みを受けていただいた側の希望を優先します。

また、ホテルのラウンジやお洒落なカフェなど、落ち着いて話せる場所がお勧めです。

どんなところが良いかはカウンセラー（仲人）と相談しながら決めるとよいでしょう。

会場については、予約可能なところ、出来ないところもあるので、事前の確認が必要です。

それから、お見合いの時間ですが、長すぎると相手を疲れさせてしまう場合もあるため、1時間~1時間半程度が良いでしょう。

もう少しお話してみたい、もう一度会ってみたいと思えるタイミングで切り上げるのが、ポイントです。

お相手の印象が良ければ、次に進んでみること（仮交際）が可能になります。

当日の服装や髪型等についても担当カウンセラーにアドバイスを受けると安心です。

無事お見合いが終わり、もう一度お互いが会いたいということになれば、仮交際に進みます。

　７）仮交際と真剣交際

多くの結婚相談所では、交際期間を「仮交際」と「真剣交際」という期間に分けています。

交際期間の目安が決まっています。

「仮交際」というのは交際を始めて２ケ月程度の期間になりますが、お互いに複数の相手と並行しながらお付き合いすることが許されている期間です。

「真剣交際」に入ると、結婚を前提として一人の人とお付き合いしていくことになりますので、新たなお見合いや複数の人との交際は出来なくなります。

真剣交際の期間はおおよそ一ケ月程度で、結婚への意志を決めるのが望ましいとされています。

そのため、結婚相談所での活動を行っていく場合は、交際中はお相手が数人いて、そのうちの誰と「真剣交際」に進むのかを考えながら活動をすることになります。

もちろんどこの結婚相談所でも、この期間を過ぎたからと言って、ペナルティやルール違反になったりするというようなことはありません。

お互いの仕事が忙しいなどでデートが進まず、時間が経ってしまうこともありえます。

しかし、おおよその目安あることによって、いつまでも話が進まないと、モヤモヤするのを防ぐことができます。

相談所に登録しているほとんどの人が早く結婚したいと思っています。

効率よく結婚したい人にとってはとてもいいサービスではないでしょうか？

　８）合わない人とは３ケ月間交際しなくてもよい

交際中、相手に上手く気持ちを伝えられないなどのことがあれば、
結婚相談所では、担当者を仲介して、相手に気持ちを伝えてもらうこともできます。

また「この人じゃない」と思ったら、合わない人とは3ヶ月間交際しなくてもよいので、仲人を通じて交際を断ることも可能です。

合わないなと感じたら次のお見合いに切り替えていくのも大切です。

　９）仮交際

お見合いをしたら、翌日までに仮交際へ進むかどうかを決断します。

一般的な男女の恋愛と違い、結婚を前提としたお付き合いなので、

仮交際を決断するまでの期間が短すぎて決められないという方もいますが、これくらいのスピードで進むのがちょうど良いのです。

お相手の立場、今後の出会い等を考えると、決断は早いほうが良いのです。

相手の女性とのお見合いが上手くいって、仮交際がスタートしたら、少なくとも1カ月に2~3回はデートを重ねてみましょう。

電話やメールも活用して、お互いを知る時間を出来るだけ作っていく。

その時間が楽しいと感じられれば、二人の仲は深まっていきます。

１０）真剣交際

同時進行で複数の人とお付き合いしていた仮交際から結婚を前提としたお付き合いの真剣交際に進む期間は2ケ月程度との目安はありますが、数回のデートで、真剣交際に進む方もいらっしゃいます。

真剣交際に入ってからも相手の気持ちを優先した行動は大切になります。

１１）プロポーズ

順調に交際が進むと、「結婚」「プロポーズ」という言葉をお互いが意識し始めるはずです。

あまりにも早いと相手に断られてしまう可能性もあるので、このあたりは慎重に進めましょう。

ですが、お見合いから3カ月以内でのプロポーズをおすすめしています。

また、結婚相談所では、男性がプロポーズをする時、自信がない時などは、仲人を通じて相手の気持ちを確認することも出来ます。

そして、この「お見合い」から「プロポーズ」の期間の中で一番大切なポイントとなるのが、お互いのことをよく知り合うことです。

いずれは家族になっていく2人です。

相手のことをよく知らないと、なかなか結婚に踏み切れないでしょう。

相手の話をよく聞く、共通の趣味を見つけるなどの歩み寄りをして、信頼関係を築いていきましょう。

１２）成婚退会（結婚の合意）

双方の結婚の意思が決まったら、成婚となります。

結婚相談所における成婚とは、入籍や結婚を意味するのではなく、「婚約」に近いものです。

結婚準備について気になることや不安なことがある場合は、退会前に仲人やカウンセラーへ確認しておきましょう。

１３）「プロポーズ」から「結婚」までの期間

無事にプロポーズを承諾していただけたら、いよいよ「結婚」です。

両親への結婚の報告や、結納、結婚式準備、ハネムーン予約などのことを考えると結婚をするまでには意外と時間がかかるものです。

お互いのスケジュールを確認しながら調整していきましょう。

なるべく早く結婚したい方で半年程度、結婚までの期間に余裕があってもいい方が1年程度の期間が目安になるでしょう。

二人で協力をしながら進めていくことが大切です