野田和可奈ブログ

占い好きなセラピストが綴る日々の出来事

龍の展覧会



 

こんにちは。

自信や様々な楽しさ、幸福、高揚感がある状態に導く「実績セラピスト」の野田和可奈です。

ハッピー龍イヤー

今年は辰年ということもあってか、龍の展覧会がいくつかの場所で開かれています。

その一つ、静嘉堂文庫美術館で行われている「ハッピー龍イヤー」に行って来ました。

www.seikado.or.jp


絵画、染色、漆芸、金工、陶磁など幅広く展示されていました。

会期は2月3日までですが、辰年生まれの方、姓名に「龍」「竜」「辰」「タツ」「リュウ」のつく方は、同伴者も含めて200円割引になるそうです。

 

私が面白いと感じたことを、いくつかご紹介します。

 

重要文化財なのに受賞出来なかった理由

重要文化財に指定されている橋本雅邦(1835~1908)氏の「龍虎図屏風」は、明治28年(1895年)第4回内国勧業博覧会が京都で開催された時、受賞できなかった作品。

その理由は小さい龍の顔が老いていることだったとか。

その後、昭和30年、近代絵画で初めて重要文化財に指定されたとのことです。

私的には、とてもかわいいと思いますが。。(笑)

 

たぶん、この黒い線で囲った部分かと思います

龍の文字が並んでいるけどなんて読むの?

龍の漢字について大修館書店「大漢和辞典」にみる龍の漢字のあれこれ

ボードによる説明書きです。

作品展示ではなかったのですが、龍が2つ、3つ、4つと並ぶ文字があることに驚きました。その意味も面白いと思いました。

もともとの漢字って沢山あって、いろいろなことを表現していたんですね。

 



説文解字



説文解字は、後漢の許慎が作った中国最古の部首別の漢字辞典。

展示は南宋時代(12世紀)初期のもので、同類の中の最古。

右側が1冊目冒頭。左側が6冊目で龍の文字を掲載。

 

説文解字は知っていましたが、実物を見たことはなく、今回見られてとても嬉しかったです。

国宝も展示されていました

そうそう、国宝の曜変天目の茶碗も展示されていました。

こちらのブースは写真はNGでしたが、必見の価値ありです。
(他のブースはスマホであれば、写真OKでした)